1. 汗のお話     2. 洗顔のお話     3. 肌の栄養のお話    
4. エクスフォリエーションのお話(1)     5. エクスフォリエーションのお話(2)
6. 日焼け防止のお話     7. 男性専科 その1     8. 男性専科 その2  
  
1. 汗のお話

運動の後の気持ちのよい汗を拳でごしごし、また鼻の頭 だけてかてかと光り、せっかくのお化粧も台なし、毎日何気なく過ごしてしまうお肌ですが、 その構造、メカニズム、そして一番気になるどうしたらきれいになるかを一緒に考えて 行きたいと思います。
人生80年どころか90年に手が届きそうな今日この頃ですが、 男女を問わずどうしたら若々しくきれいでいられるかというのは大変関心のあるところです。 ここに、お肌をきれいにする三ヵ条、誰もが悩まされているシミ、ソバカス、シワ、 ニキビそして男性専科についてふれていきます。

今回は汗についてです。 汗腺はあまり認識がなく「汗は毛穴から出てくるんじゃないの?」とびっくりする方も いらっしゃいます。汗腺は美容でも見逃せない働きをします。老廃物を汗と共に出します。汗を よくかく人の肌はきれいと言われていますね。また、汗と毛穴にある皮脂腺からでる 油が混ざり、お肌の天然クリームが肌全体を覆ってくれます。この天然クリームは 若い方は多く、お年を召した方は少なくなってきます。ですから、天然クリームが多い場合は 取り去り、少ない時は補うことにより、よりきれいな肌でいられます。つまり、 こんな小さなお肌のお手入れが大切ということです。
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2. 洗顔のお話

女性の永遠の憧れである美肌とはなんでしょうか。 それはみずみずしく張りがあり、色艶が良いことです。 では、その美肌にどのようにしたらなれるのでしょうか。 要約すると、健康で心が安定し適切なお手入れをしたときに得られます。 20代の「きれいな肌」は生まれつですが、30代からは努力がものをいいます。
その努力の基本が洗顔です。その洗顔が特に夜に良いのは なぜでしょう。それはお肌の細胞が生まれ変わるゴールデンタイムが夜の10時頃から 午前3時頃までだからです。
この時に汚れやメイクをどれだけ完璧に取り去るかで細胞の 生まれ変わりが違ってきます。そして朝の洗顔は、夜の細胞の老廃物、眠っている間に出た 汗と皮脂をきれいに取り去りメイクののりを良くします。
次に洗顔の仕方を考えてみましょう。メイク落としと 洗顔剤の両方によるダブル洗顔で、ぬるま湯で洗い流すのが肌に最も良いとされます。 化粧品により使い方が違いますので調べてみてください。
ここでは石鹸を使った洗顔の方法をお話します。 まず、汚れた手をきれいに洗い落とし、石鹸の泡立ちをよくします。 泡で汚れを包みこむように軽く指の腹を使い洗ってください。 決してごしごし洗わないように。ぬるま湯で洗うのは毛穴を開かせて汚れを落ちやすく するためです。冷たい水は効果が上がりません。三分ぐらいかけて洗顔すると美容上の 効果が出てきます。1回3分で朝晩、きれいになるために時間をかけてみませんか。
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3. 肌の栄養のお話

洗顔はお肌のお手入れの基本というお話を前回は致しましたが、 洗顔の三分は長いのでため息をつかれている方もいらっしゃる様です。でもぜひお続けください。
そのきれいに洗われたお肌の上にこれから3回にわたり 「お肌をきれいにする三ヵ条」をお話致します。その三ヵ条とは、日焼け防止、エクスフォリエーション (いらなくなった角質を人工的に取り去ること)、そしてお肌の栄養です。
肌に必要な三大栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラルです。 タンパク質は消化、分解が必要で食物から栄養を取り入れ、毛細血管を通し肌に送られます。 バランスのよい食生活が大切ということは美容にも反映されます。
ビタミンとミネラルは肌から直接浸透されます。まずビタミンから お話をしましょう。ビタミンの例をあげますと、ビタミンA(表皮と粘膜を健康に導く)、ビタミンB (美容ビタミンと言われ肌を生き生きとさせる)、ビタミンD,E,Hなどです。
ミネラルはカルシウム(肌の神経性の炎症を抑さえる働き、 不足すると肌のただれが治りにくく、シミ、しもやけが出来やすくなる)、カリウム、マグネシウム、鉄などです。
また、これらの栄養を肌の細胞の一つ一つに運び入れ、 老廃物を運び出すのには水分の助けが必要です。毎日たっぷりと水分を補給してください。
そしてお肌にあうこれらの栄養を含んでいるクリームと美容液を たっぷりと与える必要があります。美しい肌でメイクをより輝やかせ、人と会うことが楽しくなります。
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4. エクスフォリエーションのお話(1)

ピカピカのお肌の日、気分良く一日がスタートします、 でも鏡の中にニキビが一つあるだけで憂鬱になってしまう日。肌の調子によってこんなにも 一喜一憂していまいます。でもそのお肌の皮膚はなんとミリ単位なのです。
皮膚は人間の体を外界から守る一枚の大きな包装紙とも いえます。表皮真皮の厚さは平均1.4ミリ。総面積1.6-2.0平方メートル。その重さは体重の16%。 最も薄いのはまぶたで約0.6ミリ、一番厚いのは足の裏です。私たちが目で見ている皮膚は 表皮という一番外側の層になります。
今回はなぜエクスフォリエーションが必要なのかをお話します。 「肌のターンオーバー」や「肌の28日間周期」とか耳にしたことはありますか。 それは表皮細胞のことを指しています。表皮細胞は基底層という所で作られ、順々に層を上がり 角質層に達して最後には垢になりはがれ落ちます。その理想的な周期は28日間と言われて います。遅すぎると老化、くすみ、シミなどが出来やすくなり、早すぎるとアトピー性の肌と いわれる大きな悩みの一つとないます。
基底層では絶えず細胞が作られ 上層部へ行くのを待っていますが、角質層で垢になった細胞が年齢、体調、手入れ不足などで うまくはがれ落ちなくなってきます。。角質層は13ー16層あり、その層の数は遺伝子により 生涯変わることがありません。いらなくなった角質(垢)を落とさない限り、 新しく生まれた細胞は皮膚の表面に出ることが出来なくなります。
そこでエクスフォリエーション、いらなくなった角質を 人工的にしかも無理なく取り去ります。それにより肌の周期を理想的な28日に近付け 、新陳代謝を促し健康な肌を作り上げます。 次回はこのエクスフォリエーションの方法についてお話致します。
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5. エクスフォリエーションのお話(2)

エクスフォリエーションが肌の新陳代謝を促し 健康的な肌が生まれる手助けをすることをお話しましたが具体的な3つの種類を挙げてみましょう。 それは、ピーリング、ゴマージュ、スクラブです。
まずピーリングからお話をしましょう。よく耳にするのが 「ケミカルピーリング」マイケル・ジャクソンの肌の色はこの方法によるものと言われています。 酸性の液を肌深くまで浸透させます。液の濃さでその効果が違い、濃いものは皮膚科の お医者さんが使用し、濃度が低いものはスキンケアサロンで使っています。次のゴマージュは クリーム状で、肌に湿布し指で少しずつ汚れを巻き込みながら取り除いていきます。 最後にスクラブです。これが一番私たちの身近にあります。一般的にアプリコットなどの 殻を細かく砕いたものが入っています。指で触ってザラザラ感のあるのは顔のお手入れには向いて いないので調べてみましょう。
さて、これらの方法によりエクスフォリエーションで手入れを受けた 表皮(一番外側の肌の層)は真皮とどの様なかかわりがあるでしょうか。 真皮は表皮のすぐ下にある層で名前のごとく「真皮」です。つまり、肌の弾力をつかさどり コラーゲン、エラスチンが含まれています。「張り」のある肌の基がこの層にあり、 しかもこの層の細胞が生まれ変わる周期は3〜5ヵ月かかると言われています。 この真皮の層までダメージが及ばないうちに表皮でしっかり防御してしまうのが 肌のお手入れの得策のようです。      
     
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6. 日焼け防止のお話

日差しの強い中での、お肌の大敵「日焼け」について お話です。まず、日焼けはなぜ起こるのでしょうか。日焼けとは、肌の防御機能の働きで 紫外線の害が肌の深くまでに及ばないようにする体の大事な働きの一つで、 メラニン色素を刺激し、害を防ぎます。
日焼けはほっておいたら元に戻ると安心しがちですが、 太陽によるやけどと考えると、その重大さが分かっていただけると思います。 急にビーチで焼いてできた水ぶくれ、スキーに行った後のひどい肌荒れ、 皮膚ガンなど、どれも紫外線によるものです。
美容上からみる肌はやはり、「日に焼けるのは よしておこう」と思われる事実ばかりです。日焼けはシミ、シワの直接的な原因になります。 シミは肌の防御機能が働くとメラニン色素を作り出し、それが上手く処理できずに 残ってしまった結果なのです。シワは日焼けにより肌が乾燥し、真皮のコラーゲンや エラステンが痛め付けられ弾力を失ってできます。シワは加齢によりできますが、 次に大きな原因となるのは日焼けによるものです。
では少しでも日に焼けない方法は何でしょうか。 一年中怠らずに紫外線対策をすることです。曇っているから、冬だからと安心をしてはいけません。 紫外線はお肌を狙っています。サンスクリーンをこまめにつけ、外出時はお化粧をすることが基本です。
しっかり日焼け対策をしても、焼けてしまった時のお手入れ法は、 「その日のうちに処理」をすることです。次の日までは持ち越さないように。美肌は夜作られると言われる ゴールデンタイムを利用し、冷たくしたタオルをあててほてりをしっかりと取り、 水分、栄養をたっぷりと与えて休みましょう。スキーやビーチでのバケーション後はスキンケアサロンで お手入れをしてもらうとより完璧です。
さて、美肌作りのお手入れから、次回は男性専科です。
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7. 男性専科 その1

男性と言えば髭そりと頭髪が気になるところです。毎日のことですが、 ほんの少し気をつけるだけで、快適さが違ってきます。
今回は髭そりについてです。朝起きがけでまだ目が覚めていないまま、 泡がたっていないシェービングクリームを顔にのせる。そして、何週間も刃を替えていないカミソリで肌をおもいっきり ひっぱり深ぞりをする。その後アルコール入りのアフターシェービング・ローションをつけて、 そのヒリヒリ感を楽しむ。これらの中の一つでも思い当たったら肌を毎日痛め付けていることになります。 ましてやすべて思い当たるのならとても危険な状態なのです。
なぜ危険なのかというと、肌は水にぬれているときは柔らかくなって 痛めやすい状態になっているからです。プールで作った傷を思い浮かべると分かりやすいですね。 そのぬれた肌の上にカミソリを当てるのはごくわずかですが表皮の一部を毎日取り去ることになります。 髭そり後は、いわばひと皮むけた敏感な状態になっています。
肌に負担の少ない髭そり法はどのようにすればよいのでしょう。 石鹸とぬるま湯で洗顔をしタオルで十分に水をふき取ります。次にクリームを髭そりをする部分に薄くつけます。 これは肌に薄い膜を作り肌を保護しカミソリの滑りをよくするためです。これで髭そり後のヒリヒリが 解消されます。シェービングフォームをよく泡立ててよく切れる刃で髭を剃ります。カミソリの刃の替え時は 10回を目安にします。その後良くすすぎ、アルコールの入っていないローションをつけます。 肌が突っ張るようでしたら、クリーム、サンプロテクションまでつけると肌の保護にもなります。
電気カミソリを使う場合もほぼ同じ方法がとられますが、 シェービングフォームは使いません。洗顔後、タオルで水分をふき取り、次にオイルフリーのクリームをつけて 電気カミソリを使います。この時、電気カミソリの目づまりを防ぐため、必ずオイルフリーのクリームに してください。仕上げにアルコールの入っていないローション、必要でしたらクリーム、サンプロテクションで 肌の保護をします。
危なくない髭そりの方法はたった一つの行程「剃る前にクリームをつける」 を加えるだけです。きっと時間にしたら一分にも満たないはずです。健康な肌を保つためにも、試してみませんか。
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8. 男性専科 その2

頭髪のお話です。随分前のことですがCMに「髪はながーいお友達」というのが ありました。心当たりのある方にはドキッとするのではと感心したことを覚えています。抜け毛細毛は心細いものですが、シャンプー、マッサージ、育毛剤により 少しずつ改善することができます。
シャンプーはスーパーでも数ドルで買える石油系のものは髪と地肌を痛めますので使わないほうがよいようです。 自然の物で作られているシャンプーを選んでください。シャンプーの回数は日に一回が適当かと思われます。 特に抜け毛の気になる方は洗う度に髪が抜けるような気がしてシャンプーをするのがこわくなりますね。 でもシャンプーをせずに毛穴をふさぐともっとも髪のためによくありません。毛根が窒息状態になります。そして、頭皮の細胞も生まれ変わっていますので、 シャンプーにより取り除いてあげます。この時爪を立てずに指の腹で頭皮を洗います。
次にマッサージで頭皮に刺激を与えましょう。抜け毛が起こるのは頭皮の 毛細血管の血行が悪くなるのと毛根に栄養が行き渡らなくなり、髪が発育し終わらないうちに途中で抜けて しまうからです。マッサージの仕方はぬれていない乾いた頭皮に指の腹で下から上にもみ上げるようにして 血行を良くして行きます。お休み前がより効果的です。
最後に育毛剤で頭皮に栄養を与えます。毛根には毛母細胞と呼ばれる 髪を作るもとがあり、栄養がとどこうると、その働きが不十分になります。ですから人為的に栄養を与え、 髪を作る働きを取り戻してあげます。
「気のながーい」お話ですが、毎晩欠かさずにシャンプー、マッサージ、育毛剤を使うのが 大切です。髪も友情も大切に育ててこそ、その真髄がわかるというものです。
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